こころあニュース

デイケアメンバーさんの普段からの感染予防の取り組みや、全国的にコロナ感染者が少しずつ減少してきた事で、延期していた夏祭りを秋祭りとして実施する事ができました。

午前は「射的」「コイン落とし」「ボウリング」「輪投げ」のお店を開きました。お店は交代でメンバーさんに担当してもらいました。仕事は受付や記録、道具の受け渡しや回収、参加賞の手渡し等々たくさんありましたが、「これならできると思う。」「この仕事はちょっとしんどいかもー。」「こっちやるからそっちはお願いしていいかなー？」など、各自が出来る事を話し合う声が聞こえて来ました。

開始してしばらくは緊張した様子でしたが、徐々に慣れて来ると「ここ狙ったら？」「いっぱい点取ったなー。」「これ惜しかったね。」「すごいやん！」「他のゲームで頑張りなー。」など、ゲームに取り組むメンバーさんへの声掛けが自然と出て和やかな雰囲気に包まれました。

ゲームに取り組むメンバーさんも真剣な様子ですが、終わるとやりきった様子の笑顔もたくさんありました。

ランチでは希望が多かった「大人のお子様ランチ」好きなおかずがたくさんあり、「もうあかんわー。」「食べ過ぎたー。」「しばらく動かれへんわ。」と嬉しい悲鳴も…食べた後は横になってゆっくりされる方も普段以上に多かったです。

午後はビンゴ大会。

市販のビンゴカードか自作のビンゴカードを選んでいざ運試し。もちろんビンゴを回すのは選抜されたビンゴガール＆ボーイ！

「次〇〇番が欲しい！」という皆の期待を背に受けて奮闘していました。景品は大人気の洗濯洗剤！いろんな種類の中から自分好みの物を選んだり、新製品を試す機会にしたりと楽しそうにしていました。

今回、開催自体が難しいと思われていましたが、日頃からの皆さんの感染予防へのご協力や店員さんとしてのご協力があって何とか開催できました。当院デイケアでは少しずつですが、無理のない範囲で「メンバーさん主体でプログラムを動かしていく」そんな方向で考えています。そうする事で、よりデイケアでやりたい事がみつかりこれからの皆さんに必要な力をこのデイケアで身につけていって頂ければ私達も嬉しく思います。

改めて今回の秋祭りでは天井の飾り作り、飾りつけの準備から始まって色々な方にお世話になりました。本当にありがとうございました。

こころあ広報委員会